21年か。

大阪に住んでるとやはりこの日は忘れられない日であると思います。

某劇団の本番が終わってバラしして荷下ろし終えてやっと帰宅して布団に寝転んですぐだった。

今まで感じたことのない大きな揺れ。

横で寝ている嫁さんを抱えてタンスが倒れてこないかドキドキしていたことを覚えている。

揺れが止んですぐに枕元のテレビを点けた、NHKでは京都震度5と出ていた。

「あぁ京都だったんだ…」続報が気になるので眠たい目を擦りながらニュースを見ていたら

神戸震度6と出た。

「え?!神戸!」

やばい、嫁さんの実家は神戸市垂水区

直ぐに電話をかけたが繋がらなかった。

心配する嫁さん。

何度かけても電話は繋がらない。

自宅付近はテレビ局が多いせいなのか直ぐにヘリコプターを音が聞こえてきた。

テレビに釘付けだった。

しかし、前日の疲れが襲ってきてウトウトしかけた時に高速道路が倒れている映像が流れてきた。

衝撃だった。

映画を見ているようだった。

次々に火事の映像などが流れてきた。

電話は繋がらない。

昼から打ち合わせが入っていたがキャンセルの電話。

大阪市内は電話が繋がっていた。

私の実家の無事を確認して、連絡係を嫁さんに頼んで少し寝た。

その後某劇団の稽古場へ行きメンバーや関係者の安否確認に追われていた。

夕方に嫁さんの実家と連絡が取れて無事を確認できた。

夜中まで色々と安否確認をして帰宅した。

そんな21年前。

忘れる事の出来ない、そして忘れてはならない21年前 1995・1・17

 

私は今でも同じところに住み

お芝居を作ろうとしている。