稽古場日誌19日目

おはようございます!
熊谷です✨


さて!
かなり密度をあげていっております短編三部作「愛と勇気だけが友達」!


まずは一本目「カーニバル・カーニバル」から!


本日は木下さんが出張でお休みのため、
抜け抜けでの稽古。

いつものように頭から始めて、
最後まで流す、という感じで。


よぉし!!
気合い入れていくぞ!!!

と思ったのですが…


……福田さん(´・ω・`)


福田さんのお芝居が変わっている。
いや、福田さんになってしまっています…。


前回もお伝えしたとおり、
今回福田さんに渡されているのは、
福田さんが今までやったことのないタイプの役。

かなり苦戦していて、
年が明けてからというもの、
よくなってきていたものが、より演出の求めるようなものになっていたのですが、、、


真面目さゆえでしょうか。
悩みすぎて福田さんの得意なタイプのお芝居になってしまっています。

けどそれでも、やはり福田さんは見せ方がキレイだな、と思ってしまいます。


演出陣の間では、通称カット割りと呼ばれているものが得意な福田さん。

舞台上でのお客さんに対して、「ここが見せ場ですよ!」というとき、
自分を見せるべきか相手を立てるべきか、
というのを立ち位置や体の向きなどで見せることなのだそうです。


それでも…
むむむ…難しいですね。

福田さんが得意としているのは、
自分自身を引き立たせる方のカット割り。

ですが今回求められているのはそうではない、
というジレンマ。


でも!
まだ稽古!
みんなで頑張りますよっ(*≧∀≦*)

そうして、次は「頭蓋骨からカレー」へ。


セリフが入り始めている弦之介さん。

ですが、先日出されたオーダー、
というか課題のひとつ。

このお話で中心となる「オレ」という一人称を言わないという課題。
これにかなり苦戦しております。

今まで言っていたものを言わない。
しかも時たま強調して言っていた単語だからでしょうか。

時々言っちゃっています。

それに苦戦しつつですが、
それでもなんとか最後まで通しきります。


実はこれには、「我慢と解放」というテーマがあるようです。

一つ我慢を強いられていることで、
他のことにそのジレンマのパワーを使い、
そして、いざその抑圧が外されたときに、押さえ込まれてたパワーを解放する。

という狙いがあるそうです。

むむむ…熊谷はまだこの狙いは一体どのような効果があるのかまだピンときていません(。>д<)


と、ここまで来て、
さらに「おじさんのジャム」へ!


こちらも木下さんがお休みのため抜け抜けで稽古する、
のかと思いきや!?


ここで関西代役協会の登場です!!

牛丸さん降臨!!!\(^o^)/


関代協の力をお借りして、
こちらも頭から始めていきます。


にしても、
んまぁ…エリカさんが超楽しそう(笑)


実は、演出の沢渡さんは代役での稽古はあまり好きではない、
というより、あまり稽古としては意味がないと考えているのですが、
今回は別のようです。


台本を持ちながらでもお芝居ができる牛さんと、
本役ではない人が相手役になることで新たな発見を見いだすエリカさん。


これだけの人たちなら無駄にはならないと、
前回の公演の稽古ではしなかった代役での稽古もするのです。


…と、キリのいいところまでやって本日の稽古は終了!


ああ…自分でもわざとかしらと思うぐらい飲み会写真ばっか載せてる気がします(笑)

ではまた次回(ノ´∀`*)