おはようございます!
熊谷です✨
さて、ちょこちょこ小道具やら衣装やらがそろってきております!
そんななか…
こちらは短編集の三本目「おじさんのジャム」の稽古風景。
衣装は前回お見せした通りですが…
何かが違うのがわかりますか??
ヒントは……床、役者の足元を見てみてください!
そう!
何か白いものが見えますよね?
こちらの話で使う舞台装置が届けられたのです!
前の二本「カーニバル・カーニバル」「頭蓋骨からカレー」は、
どちらも素舞台で舞台装置はないのですが、
「おじさんのジャム」は演出上、舞台装置が必要なのです。
そしてこちらの舞台装置、作ってくださったのは
劇団第一主義の創始者、篠原行成さんです!
本職は大道具さん。
ご夫婦で、「しの家」という個人の大道具会社を営んでいらっしゃいます。
今はお仕事が忙しく、
かつてのように役者での参戦はまだですが、
このように大道具などで参戦してます!
現主宰の演出・沢渡さんは、
「篠原さんに是非帰ってきてほしい。」との思いもあって、
現在の“新生”第一主義を背負っているのです。
にしても……
めちゃくちゃキレイ!
昨年、沢渡さんが舞監でついたとある小劇団さん、
少し過酷な現場で、がっつり、かつしっかりとした舞台装置が必要だったのですが、
そちらの舞台装置も篠原さんに担当していただきました。
「ちゃんと面取りしてある…!」
この現場のベテランの役者さんが感動するほどキレイな、
かつ実生活で使えそうなほどの二段ベットを、
キレイにやすりがけして色も塗って、かつ触って怪我をしたりしない!
そんな丁寧な作業が施されたものを今回も用意してくださいました!
このときの現場に引き続き、
熊谷だけでなく、初めて見る役者陣も感動しております(*´∀`)
というわけで、
本日はこちらの装置を実際に使っての稽古です!
三本目の話の頭から使いますので、
その段取りを決め、二、三回繰り返したところで…
今度は照明の檜木さんが!
いいタイミングで来られた檜木さん。
スタッフさんがいらっしゃったのですから、
もちろん…
「頭から通すよ。」
「おじさんのジャム」、
衣装、小道具、大道具、ほとんどが揃った状態で通し稽古!
そんな完成形に近い三本目のお芝居を見て、
演出はかなり満足げ。
「装置があるだけでこんなにメリハリがつく。」と、
想像していたものが具現化されたことでより楽しいご様子。
三本目の完成度がより上がってきていることに手応えを感じて、
次は一本目「カーニバル・カーニバル」を頭からっ!
体調不良でしんどくはあるのですが、
ここ最近お仕事の関係であまり参加できていなかった木下さんのシーンもメインに、
スタッフさんに向けて稽古いたします。
と、稽古を進めていくうちに小さな課題が一個…
「石田くんホントに殺陣やってたの!?」
龍昇さんが福田さんに一発蹴りをお見舞いするというシーンがあるのですが、
龍昇さんの蹴りがちょっと下手なようで……
痛くないように蹴らなきゃいけないのに福田さんが毎回痛がっております(^_^;)
さすがにちょっと我慢の限界だったのか、
福田さんから龍昇さんへ一発仕返し(笑)
前々から「下手か!」とは言われていたのですが……
頑張れ龍昇さん!(笑)
そんなこんなで本日の稽古は終了!
ここ最近参加率の高い、我らが音楽家・マツキクニヒコさんも、
少しずつ作曲したものを披露してきています。
劇中での音楽も楽しみにしていてくださいね。
内心ニヤけること間違いなし(笑)
ではでは(*≧∀≦*)