死なない薬 23日目

稽古場日誌23日目


おはようございます。

熊谷です(*^^*)



さてさて本日も!


照明の檜木さんと、音響の大西さんが稽古場にいらしてくださいました〜


緊急事態宣言やらまん防やらで、

やはりまだまだ以前のようにはいかないお芝居業界ですが、

それでもお忙しいお二人!


その合間を縫って、本日も稽古場へ来てくださいました(*^^*)


お二人とも、ありがとうございます

っと、稽古の前に……


皆様、お待たせいたしましたっっ!


「誰が待っていたんだい??」とかそういうのは置いといて()



お久しぶりの、小ネタ動画です〜



稽古も詰まってきているのですが、

ちょっと久々にハッチャケちゃいましょう!


本日の小ネタ動画は!

その名も!

「物販コント」〜



前回の撮影のときに、

「ざ・コント被害者の会」に入会された3人がメインとなっているのは、

前回の稽古で、稽古場に来た順に台本が渡されたからです()


ちなみにですが、

序盤のことぶきさんと牛丸さんの先輩後輩ネタは、

これを撮る直前に加わりました()


ほぼぶっつけ本番なのにも関わらず、このクオリテイのことぶきさんと牛さん!


いやぁ、さすがです()



ほぼ全員参加のガヤたちも、ほぼぶっつけ本番!


上田さんの笑い声とか、ほんま思いつきですよあれ()

それをちゃんと突っ込む古田さんも、きっとお笑いの脊髄反射!


司会の森上さんは、、、

う〜ん、、、プロ()


こんな小ネタ動画でも全力投球の第一主義の物販コント、

どうぞお楽しみくださいませっっ()

さて!

久々のコント撮影を楽しんだところでっっ!()


本日はお芝居の冒頭から!


檜木さんの希望で、

前回やったお芝居後半戦ではなく、

前半戦をメインに稽古していこうと思います



老人たちのレクリエーションタイムの5拍子ステップに始まり、

そのあとのおやつタイム、

と、お芝居が進んでいくのですが、



……お、気づかれましたか?


本当は前回の稽古からなのですが、

今回実際に使う小道具のイスと机が、

稽古場に到着しているんです!



それもそのはず!

だって、前回の稽古のときに、

大道具の篠原さんが持ってきてくださったから!



まだ机のほうは形だけですので、木のままですが、

稽古が完全に終わり次第、

篠原さんが最終仕上げをしてくださいます(*^^*)



円さんの車いすもそうですが、

実際に使うものが稽古場にすでにあるのは、

役者として、とてもありがたいことですね



想像しながらお芝居するのは可能ですが、

それでも、

今まで使っていた四本脚のイスと、箱タイプのイスでは、

その扱い方も少しずつ変わってきます。


持ち方、その質量、

そして、今回のイス、六角形という少し特殊な形ですので、

どのように置くのが見た目がキレイなのか、

というのも、稽古場にあれば、いろいろ考えて試す、ということが可能になってくるのです!



荷物を置かせていただける稽古場にも感謝、

作って持ってきてくださった篠原さんにも感謝です(*^^*)




稽古場に実際に使う小道具が運び込まれているのなら、

それをメインに扱うシーンも、

同時に稽古いたしましょう!



イスや机を大きく動かすのは、

大半がシーン変わりのところ。


場面転換のところですね。



立ち稽古が始まったときぐらいの稽古で、

その場面転換での、イスや机の位置関係を暫定でも決める稽古をしたのを、

覚えていらっしゃいますでしょうか??



舞台上にずっとある、イスと机。


これを動かしたり片付けたりすることで、

そのときのシーンの雰囲気を変えたりしているのですが、

ちょっとここで軽くトラブル発生!



最初の短い場面転換で、今まで通りに全部片付けていたら、

間がもたない()



思っていた以上に、全ての机とイスを移動させるのに時間がかかり、

かつ、机の上に置かれてあるコップやらお菓子やらも片付けなくてはいけない。


熊谷の作業だったのですが、

出てきてから、片付けを完了させるまでにあまり時間もなく、、、


だからといって、ここでそれなりに片付けておかないと、

次のシーンで邪魔になってしまう!!



どうしたものかと悩んでいましたら……



「机も六角形だから、イスひっつけてもいいんじゃない??」



ここで古田さんより提案が!


なるほど!

机の一辺に、イスの一辺を沿わせると、

なんとまぁ、キレイにセッティングされたではありませんか!



古田さんの提案ももちろんなのですが、

こういった細かいことを決められるのが、

本番と同じ場所、同じ距離感で稽古できる、

そして、本番と同じ小道具が実際に稽古場にある、というありがたい点ですね




さて!

最初に、場面転換となる今回の小道具の扱い方が一つ決まったところで、

順番に、そのイスや机の移動のさせ方を確認いたしましょう!


もちろん、シーンは順番に稽古しながらですよ(*^^*)



ではでは!

本日の役者紹介はー!


こちらっっ!!

演劇集団あしたかぜさんの、つぼさかまりこさんです〜


役者だけでなく、照明さんもされているつぼさかさん!


第一主義主宰、兼演出の沢渡さんが、

お手伝いをしていたとある公演で、照明さんとして知り合いまして、

「カーゴ・カルト」の公演のときから出演してくださっています(*^^*)



つぼさかさんの魅力は、

なんと言っても、可愛らしいそのお声!


少女のような、そして少し不思議な声音の、魅力的なお声。


可愛らしい容姿も相まって、

初めてそのお声に触れたときには、その魅力に囚われてしまうこと間違いなし!



さて!

そんなつぼさかさんですが、

今回の稽古場日誌でご紹介したのは、

そのお声の魅力をより伝えるために!


……ではありません!!()



今回の稽古の内容は、

「実際に使う小道具の扱い方確認」です。



お気付きですね??



そう!

つぼさかさんも、このイスと机をよく扱うポジションの役どころ!


ですが!

その扱い方は、熊谷のような、場面転換で、とは、

方向性が全く異なります!



それもそのはず!


なぜならー……



「ここのシーン、戦場コントにしてほしいねん。」



ちょっと前に、演出の沢渡さんから、

つぼさかさんに向けて出されたオーダー。


戦場コント、とはなんぞや??

なのですが、

えーっと、、、


すみません、熊谷もよくわかっておりません(^_^;)



シーンを見ている限りでは、

戦場にいるような、一触即発、そんな危険地帯で行われている、

緊張感のある場所という設定で繰り広げられるコントのようなのですが、、、



この戦場コント、舞台上にあるイスと机をふんだんに使って、とのオーダー!



そのオーダーを受けてから、

つぼさかさんは試行錯誤!



いろいろなものを足してきたり、ちょっとタイミングを変えてみたり、

音を立ててみたり!()



このコントが盛り込まれているシーンを稽古する度に、

試行錯誤をされ、そして大体の形が固まってきていたここ最近。



……実際に使う小道具が今目の前にあるじゃないかっ……



というわけで、本日はさらなる試行錯誤!


これまでの四本脚のイスと、似通った大きさに組まれていた机代わりの箱馬。

ですが、今は、六角形のイスと、それよりも大きい同じく六角形の机!


持ち方や扱い方がもちろん、これまでと変わってきます!



さあ!

実際の小道具で早速試してみましょう




むむっ


これまでとの変更点はこことここかな、

そして、改善点はこことここで、

その解決法はこんな感じかな??



我らが演出補で、こちらも面白いこと大好き!な、

牛さんのアドバイスもありまして、

実際の小道具で行う場合の戦場コントがより練られていきます!()



いや!

これっ!

大事なポイントですよ!



お芝居全体を面白くするためには、

こういった細かいところに気を配るのが大事ですからねっ!


決しておざなりにはいたしませんっ!()


なぜなら、これも「お芝居の密度を上げる」作業だから!



こんな楽しいシーンが例えになっているので、

ちょっとピンと来づらいとは思うのですが、

なんてったって、今回のテーマは「小道具の扱い方」!



面白いことしかしていないように見えるかもしれませんが、

真面目に稽古しているんですよ?()



シーン毎のまとまりや流れはできてきているのもあって、

お芝居中盤すぎぐらいまで稽古して、

本日は終了!



シーン毎の確認も行いながら、

小道具の扱い方の再確認も同時にできる!


それだけお芝居が出来上がっていっている証拠ですよ



ではまた(*^^*)




熊谷