死なない薬 稽古最終日

稽古場日誌32日目


おはようございます!

熊谷です!


よし!

ついに書き始めましたよ


最終稽古!!



「やっとかーい!()」という感想は、

心の中だけでお願いします()



ではでは最終稽古、いきますよー

……はいっ

ギターアンプです()


小道具ではありません()

ですが、稽古場で大活躍してくれたアンプです(*^^*)



お芝居中にダンスを踊るのは、

劇団第一主義史上初かな??()


ダンス、といっても、

ステップを踏んでるだけのシンプルなものなのですが、

それでも、滅多に聞く機会のない、5拍子がメインテーマの今回のお芝居。


聞き慣れている4拍子や3拍子ならまだしも、5拍子って



稽古の序盤は、ケイタイから音を出していましたので、

やはり大人数で、セリフを言いつつお芝居をしつつステップを踏んでいると、

音がかき消されてしまってリズムが取りづらいω・`)



7月に入って、

劇場と同じ場所で稽古させていただけるようになってから、

より本格的になっていく稽古。


そのときから導入されました!


スピーカー代わりのギターアンプ!!()


これがまた良い仕事をしてくれるんですよ!



とあるお手伝い現場で、

第一主義主宰、兼演出の沢渡さんが、

そのときの現場で必要なのもあり、ちょうど欲しかったのもあり()で、

そのとき急遽買ってきたこのアンプ。


アンプとしては、かなり可愛らしいサイズ感なのですが、

そもそもギターアンプですので、

ボリューム小さめにしててもそこそこの大音量!


沢渡さんが本職の舞台監督でついた、とあるお芝居の現場で、

劇中にみんなで歌うシーンがあり、

そのときに稽古場に持ち込んでから、

「稽古場で大きい音が欲しいときはこの子!」となりまして、

現在もばりばり現役!!



今回もよく稽古場で働いてくれました


おかげで、

この難解な5拍子ステップ。


もう丸2ヶ月稽古していますので当たり前と言えば当たり前なのですが、

このアンプが導入されてからというもの、

ダンスのシーンの精度がかなり上がりました!


たまに一拍目を見失ったとしても、

ちゃんと音が聞こえているのとそうでないのとでは大違い!


ましてやセリフ言いながら、ですからね。

しっかりと音楽が聞こえているのはありがたいのです(*^^*)




本日は最終稽古。


なかなか通し稽古ができなかったのですが、

前回、2回目の通し稽古を終えました。


その通し稽古をふまえたうえで、

少し変更になった、音響や照明さんとのきっかけのすり合わせ、

また、役者自身が気になっている、ダンスのときの立ち位置などをしっかり整理していく時間にいたしましょう(*^^*)



本日は、音響の大西さんが稽古場に来てくださっているので、

これまで活躍してくれたギターアンプではなく、

大西さんの、小さくても大音量!なスピーカーから音楽が流れてきます



少し変更になったきっかけのところとは、

全員が出てくるダンスシーン。


役者自身の動きはほとんど変わらないのですが、

その動きのタイミングで照明が変わり、

音楽が入るタイミングが決まってくる。


そこのシーンを丸々合わせてから、

次は、お芝居序盤から出てくるダンスシーンを、順番に稽古していきます。


このダンスシーン、

トータル5、6回、劇中で出てくるのですが、

それを踊るのは、ほとんどが老人チーム。


踊っているシーンそれぞれ、

出てくる順番も立ち位置もバラバラですので、頭がごっちゃになってしまうことが多々。


改めて、その整理ですね。


舞台袖で、「あ!ここじゃない!」となるのは、

心臓に良くありませんから()



ちなみにですがこの稽古、

いろいろ打ち合わせやら確認やらを行っている演出と音響さんとは別で、

舞台上で役者だけで自主練習()


とりあえずは出ハケの確認と、順番を確認。


自分たちで5拍子を数えながら最終確認を行っていきます。



さ、そしてここで、

音響さんにちょっと小難しいオーダーをしなければならなくなりました!


「ここのシーンの5拍子ステップ、このセリフから数えて2拍、

 で、みんながこっちの方向向いているときに、音止めてほしい。」



お芝居後半でのダンスシーン一つ目。



5拍子ステップが小難しいバージョンということもあって、

音楽が止まったときの動きが、なかなか上手いこと合っていませんでした(^_^;)


役者だけではどうにも合わせづらいここのダンスシーン。


そんな理由もあって、ここは大西さんにちょっとお願いをすることに。



一度、演出、沢渡さんにお手本を見せてもらってから、

再度、大西さんでやってみましょう



……出ました!

古田さんのガッツポーズ!!



前から見ててもきれいにみんな合いまして、

かつ、

舞台袖にハケてきたときに、

古田さんの「よしっ!」という嬉しそうな声が()


普段、曲のカウントで止めることがないらしい大西さんは、

ちょっと苦笑いしながら、

ここの確認作業をしていらっしゃいました()




5拍子ステップのダンスシーン全てを、

大西さんとのすり合わせをして、

お次は終演後、カーテンコールの形を作っていきましょう



カーテンコールの曲は、

現在マツキさんが絶賛作曲中。


ですので、その元となる、メインテーマ曲で、

このときは代用したのですが、

ここで、なぜだか古田さんが笑いがこらえられなくなってて



「この曲で入場してきてるのに、普通に歩いているのがおかしくて()



なんと!

これぞ役者の鑑!


この曲が流れたら、あの難解な5拍子ステップを踏もうとしてしまう!


体にしっかりと落とし込んでくださったがための、

ちょっとおもしろい一コマでした()



さ!

本日の稽古は、音響さんと照明さんのきっかけ合わせを行って、

早めに終了!


劇団第一主義

第陸回公演「死なない薬」は、

7月28日()〜です!


ここで改めまして、

今回携わってくれている、役者さん、スタッフさんをご紹介!



↓↓↓↓↓


キャスト

ことぶきつかさ

古田里美

村尾オサム(遊劇体)

平本真弓

上田裕之(イズム)

福田真也

宮本円(フラワー劇場)

三澤健太郎(MC企画)

つぼさかまりこ(演劇集団あしたかぜ)

森上聖子(ビー・グラッド)

寿葬屋(ストロベリーソングオーケストラ)

斉藤彰一(劇団しし座)

熊谷香月



スタッフ

照明:檜木順子

音楽:マツキクニヒコ(フラワー劇場)

音響:大西博樹

大道具:株式会社 しの家

衣装協力:都島桃太郎

演出補・舞台監督:牛丸裕司(劇団五期会)

制作:村瀬静

制作助手:飯田千恵(劇団斬音)・よしひろ




↑↑↑↑↑



劇場は、

京阪電車「野江」駅が最寄りの、

劇団未来ワークスタジオさん!



何気に電車アクセスが4パターンある、今回の劇場。


京阪電車「野江」駅、JRおおさか東線「JR野江」駅、

大阪メトロ谷町線「野江内代」駅、

大阪メトロ今里線・長堀鶴見緑地線「蒲生四丁目」駅の、

4パターン!



また改めて、

この4パターンの駅からの行き方、

こちらのブログのページにてご案内させていただきますので、

どうぞご参照くださいませ(*^^*)




また、このブログを書いている現在、

千秋楽の8月1日()の15時〜の回は、完売!


ありがとうございます!


しかし!

他の回はまだお席ございます!


こんなご時世ではございますが、

「予定早く終わったし行こうかな。」「気分転換しに行こうかな。」と、

思ってくださったそこのあなた!


迷わず、ご予約、もしくは会場にいらしてくださいませ!


ご予約ページ

https://ticket.corich.jp/apply/112992/



また、このコロナ禍で一般的になった、演劇の配信。


こちらも目下準備中!


撮影は、Sea Dogさんの阪本敏さんにお願いをいたしまして、

終演後に、アーカイブ配信にて、

準備ができ次第、また改めてご案内させていただこうと思っております(*^^*)


まだどこのサービスを使うのかが決めきれていないのですが、

初の試み「配信」、挑戦してみます!



「まだ劇場に行くのはちょっと。」

「予定がびみょーに合わない()」と、悩んでいるそこのあなた!


こちらもぜひ、頭の片隅にでも置いてていただけると幸いです





最後の数日間は怒涛の更新で失礼いたしましたm(_ _)m


ここまで読んでくださった方々、お付き合いくださりありがとうございました!

少しでも楽しんでいただけたなら幸いです(*^^*)



稽古場日誌はこれにて終了いたしますが、

本番はまだこれから!

劇場、もしくは配信にて、皆様と無事お会いできますよう!


台風が近づいている予報ですが、

この暑さと湿度です。

どうぞ皆様、熱中症等々お気をつけてm(_ _)m




ここまでお付き合いくださりありがとうございました!



熊谷香月