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友達稽古22日目

稽古場日誌22日目




おはようございます!

熊谷です(*^^*)



先日、稽古場に行く途中も雨に降られていたのですが、

稽古場にちょうど入ってから一気に滝のような雨に!


「移動中は降らないでほしいなぁ。」なんて呑気なことを考えていましたが、

着いた瞬間の大雨には、「間に合って良かった、、、」と、

気持ちが変わりました()


自分に都合の良いようにすぐ解釈しちゃいます()



けど湿度が高いのはどうしようもないんだよね(;)




これまでの公演と稽古時間も稽古日数もほぼ変わらないのに、

毎回「足りない!」「もうこんな時間!?」という思いに駆られる、

今回の公演稽古。


それだけ先にやらなければいけないことが多い台本ですので、

なかなか通し稽古にたどり着けません(^_^;)



ですが、

人数の揃い具合により、

冒頭から約30分ほど、お芝居中盤から20分ほど、

など、お芝居上キリの良いところで区切りつつ、

少しづつ場面を繋いでいくのが多い、ここ最近の稽古。



出来上がりつつはあるのですが、まだまだ稽古不足な気がしてならないのは、

今回の台本と、特殊な演出だからこそ。


もう本番まであと少しですが、

諦めずにしっかりと稽古してまいりますよっ!


というわけで!

いろんな意味で()一番大変なシーンをメインに本日は稽古していきましょう!


お芝居前半戦の最後のシーン、

読み合わせだけで30分強ある、あの大変なシーンです!!()



後回し、にしていたわけではないのですが、

結果的に後半部分があんまり稽古できていないこちらのシーン。



さすがにいつまでも甘えているわけにはいかない!

と、今更ながらセリフを改めて覚える作業をしているのですが、、、



いやぁ、これは言い訳なのですが、

似たようなセリフが多くて、熊谷、個人的に全然入らないんです(^_^;)


最終的には、否が応でも入れないと、

不安で仕方がないので入れるのですが、

いかんせん、似たようなセリフが続くときほど覚えづらいものはありません()



しかも!

内容も近しいもので、ほんのちょっとずつ違う!


おまけに、言っている内容はそんなに中身がない、という。



読み合わせの段階から、少しづつでも覚えていくようにはしていたのですが、

いざ立ち稽古が始まり、

そっちの段取りをメインに頭を使っていると、

すっかりセリフを覚える、という作業をおろそかにしてしまっていましたω;`)



今回、完全に台本は離したのですが、

どこでしゃべるのかは覚えていても言葉が出てこない!


自業自得とは言え、「こんなにセリフ覚えられなかったっけ??」と、

自分に呆れてしまいます(^_^;)



ですが、

無理矢理にでも完全に台本を離したおかげで、

自分が忘れやすい箇所は見つけられたし、

何より、似たようなセリフの、自分なりの区別の仕方を見つけられました!



どれだけ自分の中で、

セリフの流れや、意味合いを区別して、何を言っているのか、

を確認しながらセリフを覚えていくのですが、

やはり、今回の「不条理劇」はそこがかなり手強い。


稽古直前まで確認しててもセリフが出てこなかったことは悔しいですが、

まだ稽古!


本番時にはサラサラと出てくるようにもうひと踏ん張りしていきますっ!


さ!

本日の役者紹介コーナー、

いっちゃいますよー!!



ストロベリーソングオーケストラさん所属!

寿葬屋さんこと、ぶっきーさんですー!!


皆様ご存知の通り、

第一主義には「ことぶき」さんが二人いらっしゃいまして、

その区別のためか、もともとのあだ名だからなのか、

こちらの寿さんは、座組内では「ぶっきー」さんと呼ばれています(*^^*)



演劇融合型のパンクバンド、ストロベリーソングオーケストラさんで活動されているぶっきーさんは、

やはり音楽に関することは他の役者陣よりも一枚上手!


これまでの第一主義でも、

七拍子の曲に合わせて長ゼリフを言う、

ややこしい変拍子に合わせて行進をするときなどには、

「ぶっきー先生」が降臨いたします!


聞き慣れない変拍子を好む第一主義にとって、

相談窓口として、とても頼りになる方なんです



そんなぶっきーさんの今回の役どころは、

ちょっとゲスト的な役どころ!



……うーん、、、これぐらいならネタバレしても良いかな??


ぶっきーさん、全く種類の違う役どころ、二役やります!



ゲスト的で、二役、という、

ちょっと出ている時間は短いのですが、

ぶっきーさんの素朴さと真面目さと、そして爆発的に出せる変態さ加減と()

ぶっきーさんの素敵さを二度味わうことができる、今回の配役!



お芝居中盤に、

「完全に舞台転換用の時間稼ぎのシーンだよねー。」という、

ぶっきーさんがただ一人で喋っているだけのシーンがあるのですが、

このシーン、実は演出的には最初はカットの対象でした。



ですが!

やはりそこはぶっきーさん!


その真面目さにより、可愛らしいキャラクターを持ってきてくださったため、

カットにはせずそのまま活かすことに!



正直、ぶっきーさんの早替えのことを考えると大変だったりはするのですが、

いえ、ここは皆様にぶっきーさんを堪能していただきましょう


「あれ?出てきたと思ったらもう帰っちゃうの??」と悲しむなかれ!


一役目、まだ出番ございますので、どうぞ楽しみにしててくださいませ(*^^*)




本日は、

ぶっきーさんが出ていないシーンだったのもあり、

ぶっきーさんにプロンプ(稽古中、セリフが飛んでしまったときのセリフの補佐役)に助けてもらいつつ、

この大変なシーンをメインで稽古を行いました。



他の先輩方も、

台本を離しつつも、少し詰まり気味、確認しながらが多かったのですが、

台本を離し始めたことで、

もう一段階作り上げられていったような気がします。


あとは、今後どれだけ、

よりすっきりとしたシーンに完成させられるか。


この強敵シーンに関しては、これが当面の目標ですね




ではまた次回っ!




熊谷