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友達稽古23日目

稽古場日誌23日目




おはよございます!

熊谷です(*^^*)




熊谷、気付きました。


……夏バテを起こしていると!!



湿度も高いし、もわっとしてるし、

かと言って、すんごく汗がしっかり出ているかと言われるとそうでもなく、、、


要は、体内に熱がこもってしまっていたみたいなんですね(^_^;)



体的には温めて代謝を上げるべきなのでしょうが、

いえ、逆にちょっと冷やしましょう!


アイスを食べて、熱に負けている体を少し落ち着かせてから動くことに決めました!


……ついさっき!()



そこ!

合法的にアイスを食べたかったからでしょ??

とか言わない!()


そりゃここ数日、食欲もなくなってるわな、と感じた本日でした()



前回の稽古で、みっちりとやったシーンの途中から、

本日はいってみましょう


何故ここからなのか?と言いますと、

それは音楽が流れてくるシーンだから!



我らが音楽家、マツキクニヒコさんが作ってきてくれた音楽。


台本をお渡しした段階で、

「このシーンは音楽があったほうが映えるよね?」というマツキさんからの意見もあり、

こちらのシーンは、稽古が始まった頃から音楽が流れるのが決まっていました。



会話らしい会話をしていない、「不条理劇」。


テンポよく進められるシーンなら、いわゆるBGMはなくてもいいのですが、

こちらのシーンは、会話をしていない、というよりは「詠っている」シーン。


少し古めの台本だということもあって、

キレイな七五調のセリフが続く場面なのですm(_ _)m


和歌のように、情緒的だったり、風景を想像できたり、

と、そういったセリフの掛け合いではないのですが、

とてもリズムが感じられるセリフたち。



お芝居的には、中身もないですし、

本編にはそこまで関係がなかったりするのですが()

音楽がなかったらなかったで、

他のシーンとは少しばかり毛色が違うので浮いてしまう危険性も。


だったら、音楽を流すことで、逆に印象的なシーンにしてしまいましょう!



演出で、このシーンには音楽を流すことを決め、

その音楽の種類や雰囲気を、音楽家がそのときそのときのお芝居の方向性を鑑みて作ってくる。



稽古場で、役者の役づくりや演出家の方向性を理解し、

お芝居の雰囲気を感じ取って、

稽古場で音楽を作ったり、ご自宅で仕上げを行ったり!


演出部の一人である、音楽家の存在は、

一つの作品を作り上げていくうえでは、やはりとてもありがたい存在です(*^^*)



こちらのシーンの音楽を流すタイミング、

そして七五調のセリフを始めるタイミングを、

何種類か試して、決めて、何度か繰り返し稽古を行って、

続きのシーンへ。




このあとのシーンは、

前回の稽古ではできなかったシーン。


参加メンバーの加減によりできなかったのですが、

本日は全員揃っていますからね!


シーン的に、昨日はちょうどお芝居前半部分、

本日は後半部分と、

できるところをしっかりと稽古してまいります(*^^*)




全体を通して、ほんっとうに覚えづらい今回の台本。


昨日の前半部分でもそうでしたが、

台本を離している組も、ほぼ離している組も、

さすがに稽古序盤よりはテンポも上がってきてはいますが、

それでも要所要所でつまづいてしまいます(^_^;)


熊谷も例に漏れず、その一人ではあるのですが、

にしてもほんっとうに入らない!



本日の稽古に関しては、

前回はスラスラ出てきたのに、今日は全然出てこない!


「こういうことを喋る」というのは覚えているし、

タイミングもはっきりと頭ではわかっているのですが、

いかんせん出てこないω;`)


こんなことではいけないのですが、

夏バテもあったのかしら??

と、ここ最近の頭の回らなさ、思考のできなさに甘えてしまっていたのですね。


自分の物覚えがここまで悪かったのか?と、

まぁまぁ凹んでしまう現状です(苦笑)


さぁ!

凹んでいる暇はない!()


本日も役者紹介いっちゃうよー!!()



こちらも第一主義レギュラー陣!

平本真弓さんです〜!



ハイボールの缶を持ってるのは、

お借りしている稽古場にちょうどあったから!()


古き良き劇団さんの稽古場ですので、誘惑がたくさんあって大変です()




そんな平本さんの今回の役どころは……


そう!

主役を熊谷に据えたために、元々の台本から性別が変わった役の一人!


ですので、平本さんの役は、元々は男性!


今までよく日誌にも出てきていた「コントシーン」の主役は元々男性だったのですが、

やはりそこは平本さん!


読み合わせの段階から、

「あんな感じ」「こんな感じ」といろいろパターンを持ってこられて、

今ではすっかり、元々女性であったかのように、

すっかり平本さんの役にしてしまっています



元々の「友達」をご存知の方にはかなりのネタバレになってしまうのですが、

ちょっと想像してみてください。


お芝居の前半部分のコントシーン、

お芝居中盤の上田さんとのコントシーン。

ほとんど息をつく暇もなく、平本さんのコントシーンが続きます!!



これは平本さんファンにはたまらない!


お上品な女性の役が似合いそう、というイメージの方、

いらっしゃるのではないでしょうか??


平本さんが似合う役はそれだけではございません!


「口から生まれたよねきっと?()」というような役が、今回の平本さんの役!!



コミカルな平本さんを見たことがないのなら、

ぜひ期待して御覧ください!


わけがわからない、会話をしていない会話で構成された「友達」。

平本さんのシーンは、

そんなわけがわからない()今回のお芝居の、お客さんにとっての癒やしシーンになるはずだから……



……正直、本編にほとんど関係のない、中身のないことを話しているだけ、

と言えば、そうなのですが()


でも大事ですよ!

お芝居全体を通しての癒やしのシーン!()



テンポよく見せつつも、しっかりと皆様の癒やしになってくれる!

そんなシーンに仕上がっているのは、平本さんだからこそ!



「このシーン連チャンはちょっと喉が枯れる()」と言われていますが、

確かにそれはとっても理解できる!


が!

お客さん目線で見てしまうと、ただただ楽しいシーンです()



平本さんのコミカルな役をぜひご覧ください




細かい部分の整理をしながら、

最後のシーンまで流していって、本日の稽古は終了!



細かすぎて、個人的に頭がパンクしそうですが()

ちゃんと復習しつつ次の稽古に備えますよ!



ではまた(*^^*)




熊谷