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友達稽古28日目

稽古場日誌28日目




おはようございます!

熊谷です(*^^*)



ついに梅雨明けしたそうですね!


いや〜、、、

なんだか今年の梅雨は長かった気がします()


ここ数年の梅雨が、空梅雨の印象だったのもあると思いますが、

今年の梅雨はしっかり雨が降っていましたよね。


突発的な雨も多かったですし()


セミもしっかり鳴いていますし、

本格的に夏の始まりですね!



梅雨明けした約一週間後は、

第一主義の公演がついに幕を開けていますよ!


今はまだどの回もお席ご用意できますが、

ありがたいことに徐々にご予約も増えてきています!


ご予約がまだの方はお席がなくなってしまう前にぜひっ!

ご予約ページ

こりっち




本日の稽古は、通し稽古!



……の、前に。


前回も行いました、

長いコントシーン()のセリフの早回しを!


前回は初めてでしたので、

少し要領を得ず二回行いましたが、

本日は一回だけm(_ _)m



この早回しを行ってから、お芝居冒頭から流していった前回の稽古。


全く早回しをしていなかった日の稽古に比べると、

テンポ感もメリハリもあって、なおかつセリフであんまり詰まることがありませんでした!


これは劇場に入ってからも、セリフの早回しを行うべきかな??



ストレッチや声出しなどの本番前準備に加えて、

このシーンだけでもやっておいて損はなさそう!


だって、効果が出ていますからね!



普段のお芝居でもきっと効果はありそうですが、

いかんせん、役者泣かせなこのコントシーン。


準備運動も兼ねて本番に臨むのが、

良いお芝居に結びつきそうな予感がします(*^^*)




……にしても、、、


やっぱ長いわこのシーン()




ま!

そんなことは置いておいて!()



本日は二回目の通し稽古!



前回の通し稽古のときは、

まだまだセリフに悩まされていたので、

少し長めのランタイムとなってしまっていましたが、

本日はどうでしょうか!?




その気になる結果はー……!?


なんと!

5分短くなりました!!



本日のランタイムは145分でした!



こ、これは……


やはりセリフの早回しを行った結果でしょうか!?



前回の稽古でも、数分ほどの短縮があったそうですが、

セリフのテンポ感が上がっただけで5分も縮まりました!


このままいけば、

目標のあとマイナス5分も夢ではなさそうですね


今回の公演の役者紹介も、残り少なくなってきました!


てかそれ以前に、稽古ももうそろそろ大詰めです!()



本日の役者紹介は、

劇団しし座さん所属の斉藤彰一さんです


……あ、さりげなく写ってる手は、もちろん村尾さんの茶目っ気()



第一主義に参戦して、三回目の出演!


これまでの岩橋さんの台本以上に手強い、今回の台本に苦戦されていますが、

読み合わせのときから、自身のお芝居を何パターンか試したり、

立ち稽古に入ってからも、今回の特殊な演出に、しっかりとついていこうとされています!



そんな斉藤さんの今回の役どころは、

古田さんの役と仲良しな役!



……いえ、

台本上にそういうふうに書かれているわけでは決してないのですが、

実際立ち稽古に入ってみると、

役どころ上、そういう関係性に!



少し話が変わりますが、

お芝居の世界に入ったころの、第一主義主宰兼演出の沢渡さんは、

この「友達」に役者として出演したことがあるのだそう!


しかも!

斉藤さんとおんなじ役どころで!



まだお芝居のことを深く理解しておらず、必死にセリフを覚えて舞台に立っていたとのことで、

細かいことは覚えていないそうなのですが、

当時の沢渡さんも「古田さんとおんなじ役の人と仲の良い役どころだった。」と言われていますm(_ _)m


台本に書かれているのは、

基本的にはセリフと、情景描写や動きなどの軽い指示のト書きだけ。


「ここで、この役と仲良くしている。」というような、

小説の地の文のようなことは全く書かれていないのですが、

いざお芝居として作っていくと、

おんなじ現象が起こっているみたいで。



斉藤さんが自劇団の本番でこちらの稽古をお休みされていたとき、

上田さんが斉藤さんの代役に入ってくださっていたことがあったのですが、

そのときの稽古で、上田さんも古田さんも「私らの役、多分仲良いよね?」という話をされていました。



立ち稽古に入ってまだ間もない頃で、そのときはピンと来なかったのですが、

いざ本役の斉藤さんで稽古を進めていくと、

古田さんと斉藤さんの役どころは、古田さんたちの言葉通りに!



しゃべっている内容であったり、お芝居上のタイミングであったり、

はたまた、台本上から読み取れる役の趣味嗜好のようなものを参考にしていった結果、

沢渡さんがまだ新人だった頃と、今と、

演出が違ってもおんなじ現象が起こっているのですね。



不思議というか、必然的というか。


お芝居って面白いですね()



そんな役どころの斉藤さんですが、

自劇団ではどうやら全くされたことのないタイプの演出らしく、

「こういうシチュエーションのときは前を向いて芝居して。」といった今回の特殊な演出の指示にかなり戸惑われていましたm(_ _)m


だってそりゃそうですよね。


相手に投げかけたセリフなんだから、相手のほうを向いてセリフは言いたくなっちゃいますよ!



今回の特殊な演出は、

斉藤さんに関しては、熊谷ほどの制約はありませんが、

それでも相手役によって切り替えなければいけないタイプの制約。


そういう意味では、

熊谷に与えられた制約のほうが、割り切られててわかりやすいかも()


それはそれで大変なのですが()

今回の特殊な演出にしっかりとついていこうとしている斉藤さん。


古田さんと仲の良い役をしすぎて、楽しくなっちゃったりしていますが()

楽しそうに演じている斉藤さんをどうぞお楽しみに(*^^*)




二回目の通し稽古を終えて、

前回よりも5分ほど縮まりました


第一主義的、今回の目標上演時間は140分!


あと5分短くしたいところ!



なのですが!


演出の沢渡さん的には、

セリフの早回しを行っているコントシーンは、

これ以上テンポよくいきすぎると、

何のシーンなのかがわからなくってしまいそうだ、という懸念が。


ですので、最低限、

今日やってみたぐらいのテンポ感とメリハリをキープ。


また、

お芝居の後半戦をたっぷりやりたいがために、

このコントシーンが終わるまでの一区切りをテンポよくいこう、という演出方針でしたが、

いやはや結果は結果。



もう5分縮めるためには、

このコントシーンのテンポを上げるのではなく、

お芝居後半部分のお芝居を、今よりもテンポを上げても良いかもしれない、

という話にm(_ _)m



まだまだぎりぎりまで戦い続けますよ!



ではではまたっっ




熊谷