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いかけしごむ13日目

稽古場日誌13日目




おはようございます!

熊谷です(*^^*)




さて!

本日の稽古にはなんとお客様が!?


チケット関係や受付周りのお手伝いをしてくださる、

堀川希絵さんと宮本円さんが稽古場に遊びに来てくださいました〜!


お客様というよりは、座組の一員ですので身内なのですが()


でも!

いつもとは違うメンバーが来てくださったので、いつもよりも稽古場がにぎやかにっ(*艸≦)



これまでの公演は大人数でしたので、ずっとにぎやかだったのですが、

今回はなんてったってミニマム公演!

しかも二人芝居!!


わいわいはいつもしているのですが、

やはり人数の多さには敵いません()



とゆーわけで!

本日のゲスト、もとい!

第一主義にずっとレギュラーで参戦してくださっていた、

フラワー劇場の宮本円さんが撮ってくださった稽古場写真で、

本日の稽古場日誌をお届けいたします



客席前方には、

今回のために導入した客席用のキャンプ椅子の魔力に捕まってしまった希絵さんが、

あたたかく本日の稽古を見守ってくださっています(*^^*)




お気付きの方もいらっしゃると思いますが、

今回のミニマム公演は、これで座組全員!


演出、音楽家、受付のお二人、そして役者二人と、

まさかの!

役者よりもスタッフさんの人数のほうが多い状況!()


当たり前のことなんですが、

でもなんだか楽しい状況です()




さて!


それでは本日も稽古、いきますよー!!




ここ最近の稽古場日誌は、

「セリフが覚えられない()

という内容ばかりでしたね(^_^;)


それは本日も、ではあるのですが、

ちょっとずつセリフは覚えてこれているんです……



なぜなら〜……

一人で口ずさんでいるときにはけっこー出てくるようになったから!!(ババーンっΣ(゚Д゚)


よぉし!

怪しいところはまだあるけれども、

それでも良い感じにはなってきたぞ!


この調子で頑張ってみよう!



とゆーわけで!

稽古が始まる前に、確認とウォーミングアップも兼ねて、

演出の沢渡さんにセリフ合わせにお付き合いいただきました!



けど、、、


……あ、あれれ


さっき一人でぶつぶつ言ってたときは出てきたのに、

なんで沢渡さんとセリフ合わせしてもらってるときにはとんと出てこなくなったの!?



……稽古前から出鼻をくじかれた熊谷ω・`)



ちょっとしょんぼりしつつ、

とりあえず稽古開始ですω;`)




けど……


……ん?


あれ?

本役の村尾さんとだと、

ほとんど引っかかることなくセリフが出てきました。


一人でぶつぶつ言ってたときぐらいのクオリティ。

けっこーテンポよく、お芝居中盤まで進めていくことができました。



稽古前の、沢渡さんとのセリフ合わせがなんであんなにグダグダだったのかが、

正直よくわかりません(;・∀・)




セリフがちゃんと出てきたので、

お芝居中盤の、区切りの良いところまでサクサクこれました。


ここ最近の稽古で、繰り返しセリフ合わせをしているところまでです。



セリフ合わせも兼ねて、

冒頭からお芝居中盤ぐらいまでを何回か繰り返す、

という稽古がほとんどだった、ここ最近の稽古。


いつもならここで一度止めるのですが、、、


いや、本日はせっかくゲストも来られてますし、

頑張ってこのまま行っちゃいましょう!




お芝居の後半戦は久しぶりですので、

いろいろと思い出しながら()


前半は小ましになったものの、

すみません、後半部分のセリフはまだ曖昧です。


こちらは台本をチラチラ見ながら、

お芝居を最後まで進めていきますm(_ _)m




お芝居の後半戦は、

役者だけでなく、演出側からもいろいろと決めなければいけないことがたくさんあります。


ですが、

お気付きの通り、後半戦の立ち稽古はあんまりできていません。

なおかつ、久々だったので、

「こ、こんなんだったっけ()」といろいろ思い出しながら(;)



まぁ、台本がありますので、

それはそれでなんとか最後まで終えることができましたm(_ _)m




台本を持ったまま、

セリフもまだ詰まりながら、ではありましたが、

結果的に通し稽古みたいになった本日の稽古。



このふわっと通し稽古を見て、初めて今回のお芝居がどんなものかを知った円さんの感想は、

「若い頃に読んだときはそんなに魅力を感じなかったけど、

今日はニヤニヤしながら見ちゃってた()

とのこと。



まだ新人と呼ばれていた時期、

円さんも、別役実さんの本を読んだりしたことがあったそうです。


不条理劇の父として有名な別役さん。

お芝居に携わっていると、演じる、とまではいかずとも、

何本か戯曲を読んだり、お芝居を見たりは、

やはり少なからずあるみたいです。



わかりやすい起承転結のある物語ではなく、

筋道の通っていない、いつの間にか話が進んでいっている不条理劇。


万人受けしやすい本ではありませんが、

本日の円さんの感想を聞く限りでは、

今回の通し稽古は楽しんで見ていただけたみたい



座組の一員ですので、

身内の贔屓目が多少入っているかもしれませんが、

それでも台本、内容を全く知らないお客さん第一号の感想。


良き感想がいただけて、役者としては嬉しい限りです(*^^*)




嬉しい感想もいただけましたが、

いやいや、まだまだ稽古中。


作品づくりはまだまだこれから!な状況ですm(_ _)m




結果的に通し稽古を終えまして、

演出の沢渡さんから、いろいろと要望が。



「冒頭のお芝居ガイドツアーが暗いので明るめに。」

「ここからここまでのパートは、男と女のそれぞれの反応に温度差をつけたい。」

「そうすることで、このお芝居全体のメリハリをつけたい。」


という要望が。



これまでの稽古では、

私がセリフがなかなか入らず、足を引っ張っていた部分がかなり大きかったのですが、

それもあって、

今回のお芝居における演出方針が掴みかねていたらしい沢渡さん。



設定などに関する説明は何もなく、

台本上にわかりやすい指標があるわけでもなく、

でも、いろんなパターンを受け入れられてしまう度量もある、

別役さんの本。


度量がありすぎて、とても悩んでいたみたいですが、

本日、最後まで久々に見て、演出方針が固まった模様。



ネタバレにもなるので、

細かいパートは割愛いたしますが、

どうもそんな方針になるみたいです()




演出方針が定まったみたいですので、

その確認の稽古をして、本日は終了!



ちょっと前に進んだ?

進んだことにしておきましょう!()


あ、稽古前の沢渡さんとのセリフ合わせがグダグダだったのは、

私がセリフの整理がまだちゃんとできていなかったのだろう、

ということでした(^_^;)


本役の村尾さんと合わせたときに出てきたのは、

それは本役が、本役としてのお芝居をされてセリフを喋っているから。


沢渡さんが台本を読みながらのときは、

セリフのニュアンスを飛ばして、かつ、

お芝居をしていないから。



セリフの喋り方、セリフの呼吸が違うことで、

私のセリフが出てこなかった、ということでした。



てぇことは、まだちゃんとセリフは覚えきれていない!

ということですっっ!ガーΣ(`ωⅢ)ーン



それなりに覚えてこれているタイミングだからこそ気付けたことですね。


もう一息、しっかりとセリフを覚えていきます!!




それではまた(*^^*)




熊谷