稽古場日誌番外編
おはようございます。
熊谷です(*^^*)
本日の稽古場日誌は、、、
その名の通り、
番・外・編!!
とゆーのも、
熊谷の相手役である村尾さんが、この日は元々参加できない日だったから!
せっかくの稽古日ですし、熊谷一人で自主練するのもありですけど、、、
それなら!
本番も近いし、
稽古場兼劇場、というなんともありがたい環境でもありますので!
本日は、ちょっとだけ本番に向けての準備をしてみようと思います✨
ほら!
いつもの稽古場とは違う雰囲気でしょ!?
これ、いつも稽古写真で写っている場所とおんなじ空間なんですよ(*^^*)
熊谷がなぜこんなポーズをしているのかはわかりません(笑)
ノリと勢いです(笑)
準備、というよりは、
この空間での照明をどのようにしようかな?
というお試し実験のようなことを本日はしておりますm(_ _)m
いつもの蛍光灯ではなく、
舞台用の照明が入るだけで、劇場っぽくなりますね✨
ざ・小劇場ならではの空間でのお芝居にはなりますが、
こうして明かりを入れてみるだけで、
「お芝居を見に来た感じ」が出てきます(*^^*)
「客席から見やすくするために。」というお話は、
何回かお話していると思います。
低めのキャンプイス、舞台上の床の高さを上げてしまうなど、
いろいろと工夫をしているのですが、
それに加えて、
今回の劇場は、写真で見ていただいたそのまんま!
劇場として使うには、少しばかり天井の高さが足りません。
もう頭一個分ぐらい高ければ……!という願望はありますが、
それはそれ。
この劇場をお借りするうえで、それは承知のうえですm(_ _)m
もう頭一個分というのは、
照明の灯体一台分ぐらいの高さが欲しい、ということです。
なぜなら、
高さがあればあるほど、明かりもキレイに見えますし、
その分灯体は客席からは見えにくくなります。
別に灯体がある分には良いのですが、
ここで気にしているのは、
お芝居を見ているうえで、気になってしまう位置に灯体があること。
灯体って、けっこー大きくて、
そのうえ天井から吊られているのがほとんど。
ですので、お芝居を見ているときに、
お客さんの視界に入っているような位置だと、
どうしても圧迫感が出てきてしまうんです。
劇場空間自体が、すんごく窮屈に見えてしまうんですね。
お芝居を見に来てくださるのであれば、
たとえ日常的な物語であっても、
劇場にいる間は、「別の空間に来たな。」と思っていただきたい。
お芝居は、あくまで娯楽の一つですから、
小説に没頭してしまうように、映画に夢中になってしまうように、
そのときだけは、お芝居という、「別世界」にいていただけるようにしたいんですm(_ _)m
その空間づくり、環境づくりとして必要なのが、
劇場としての空間を広く見せること。
実際には広くなくても、
そういう印象を与えるのって、やっぱり大事だと思うんです。
その工夫の一つが、
照明をどのようにしようかなぁ?という、
本日のお試し実験なのです(*^^*)
実際、灯体自身は吊るのですが、
それをどのように吊るのかはまだ考え中ですが、
本日に関しては、いつもの吊るタイプの灯体の実験がメインじゃないんです。
写真をよぉく見ていただけるとわかると思うんですけど、
この写真の明かり、上からじゃなくって、下から当たってると思いませんか??
……そうなんです!
この写真の灯体は、
床に一直線に置いた棒状のLEDライトなんです!
本日の目的は、この棒状のLEDライトが、
お芝居での明かりとして使えるのかどうか!?ということ!
思ったよりもキレイに明かりが点いていると思いませんか??
時折チカっと光ったりしましたので、
接触不良なのか、機械の不調なのか、
それとも、照明をコントロールするためのコントロール器の不調なのか、
ちょっとその原因はつきとめきれませんでしたが、
それでも、
この棒状のLEDライトがお芝居の明かりとして使えるのなら、
先ほどお話しした、
「天井に吊られて圧迫感がある。」という灯体の吊り方をせずとも、
お芝居上でキレイな明かりを作ることができるようになるかもしれない!✨
今回の公演では、
上から吊るタイプの灯体も使いますので、
灯体による圧迫感が全く無い、とは断言できませんが、
それでも、
この棒状のLEDライトが使えれば、
天井が低めの空間でも、圧迫感の少ない空間に近づけることができる!
ということ✨
今回、この棒状のLEDライトを実際に使うかどうかはまだ決まっていませんが、
思ったよりもキレイに舞台上を照らしてくれることがわかっただけでも、
良い収穫です(*^^*)
選択肢の一つとして考えられる、ということですからね!
他にも、客席側の微調整などを行いましたが、
こちらはまた別の機会にm(_ _)m
以上、番外編でした!
熊谷